「美容師 独立」美容室幹部に最も必要な能力とは?
まいど
こいけでございます🤙
サロンを拡大していく時に大きなテーマに「幹部育成」がありますよね
今日は、美容室の幹部にとって1番必要な能力について考えていきたいと思います
ではでは
まいります
美容室の幹部に最も必要な能力とは?
それは「聞く力」です
この「聞く力」が弱いと、サロンはチームにならず離職者が出る確率が上がります
離職者が増えるということは、大量に採用できなければサロンがマックス売上まで上がらないという事になるので、組織を拡大する事が難しくなってきます
離職者を多く抱える店舗をお持ちのオーナーさんは一度思い返してみてください
そのサロンの幹部は、「聞く力」が弱くないでしょうか?
聞く力が弱いので、オーナーの指示に対する行動にも微妙なズレがでます
聞く力とは?
ここで言う聞く力は、「相手の話を聞いて、論点を正確に掴めるかどうか」という事です
現状のサロンに対して後輩が何を考えているのかというフィードバックをもらい、問題点を改善していければ、自然と信頼関係が生まれてきます
この信頼関係は「指名売上を背景にした背中教育」よりもはるかに強力です
組織にとって良い幹部になれるかどうかは、美容師として売れるかどうかとはあまり関係がありません
美容師がサロンでお客様と接する場合は「ヘアスタイル+α」と言う話題の柱があるので、そこまで話にズレが生じにくいと言う背景があります
でも、長時間一緒に過ごす必要があるサロンスタッフとの関係となると、そうはいきませんので「聞く力」が重要になってくるのです
聞く力のあるスタッフの見極め方
美容室の評価って「早く売上を上げれた人が良い美容師」という価値観の延長で幹部選出も行われがちですが、「聞く力の高い人」を幹部に据えた方が、サロン全体の売上を維持するのには断然良いです
というのも、サロンの売上が1番下がる瞬間は「スタイリストが離職する時」ですので、なるべく安心して働ける環境を作るのが、長期繁栄のためには1番大切なのです
問題は、オーナーの立場で「スタッフの聞く力」を見極めるのが難しいって事なんですね
みんなオーナーの話は「しっかり聞いているフリ」をしますからね😂
美容師ですから「よく聞いているフリ」は熟練されています。。
僕が今までの経営経験を振り返った時、後輩の支持を得られない幹部には共通の特徴があることに気づきました
それは「LINEの返信が下手な人は、聞く力も弱い」ということです
チャットワークなんかでも同じですね
少なくとも「聞く力」が弱かった幹部は「LINEの返信」に気遣いを感じられない人ばかりでした
なんとなく「ん?」と感じるやりとりある。。
逆に、聞く力の高い幹部=後輩から信頼される幹部は、LINEなどの返信も上手ですし、何より文面から思いやりが感じられます
もちろん、それだけで見極めることはできませんが、一つの判断材料にはなりうると思います
単なる感覚的な話でゴメンなさい。。😂
聞く時に大切なポイント
後輩の話を聞く(ヒアリング)際に大切なポイントは、「聞くことに徹する」という事です
上司の立場から聞く後輩の話というのは「主観で甘えたもの」である事がほとんどです
そういった葛藤全てを自分なりに咀嚼して乗り越えてきた人達が上司であり幹部ですので「それはね、こうなんだよ」とアドバイスをしたくなると思います
論点に沿った適切なアドバイスができれば信頼関係の構築に繋がるチャンスでもあるのですが、「聞く力の弱い幹部」がそれをやろうとすると、「主観返し」を繰り出します
いわゆる「無自覚のお説教」ですね
これは、信頼関係を失います
その積み重ねが、離職に向かう可能性を上げてしまいます。。
まずはひたすらに相手の話を聞いて、信頼関係を構築しつつ、少しずつ本人の成熟を見守る事が大切です
面倒ならば1店舗主義
ここまで書いてきたことを読んで、
「めんどくせえ。。」と思った方も多いことかと思います
そうなんです
店舗展開は、めんどくさいことを一つ一つ丁寧に冷静に乗り越えられた人にしかできないものなのです
面倒ならば1店舗を少しずつサイズアップしていく「1店舗主義」がおすすめです
小規模サロンだと、誰を幹部に据えても「聞く力が弱い」なんてことはよくありますが、1店舗主義ならオーナーに聞く力があれば問題ないですしね
大きめに拡張すれば、スタッフを抱えられるようになってきます
その中から聞く力を持ったスタッフが出て来れば、改めて店舗展開することも可能になりますしね😌
聞く力を育てるのは難しい
聞く力がない人に「聞く力を身につけさせる」のは難しいです
なぜなら、「聞く力が弱いから」です。。
聞く耳を持たない人に何を言っても無駄だし、話の論点を即座に理解できない人を他力で変えることは出来ません。。
でも、本人に「頑張って理解しようとする意気込み」があればどうにかなります
聞く力が弱くても、「成長したい!」という意識が高いスタッフは良い幹部になる素質があります
「他人の気持ちを気遣える優しさ」を持ち合わせていて、「成長したいという意識」があれば、化ける可能性は十分あります
例え売上がなかなか上げられなくても、こういったスタッフの存在は「価値が高い」と思いますので、大切に見守りながら育ててあげてくださいね
まとめ
様々なサロンが幹部教育に試行錯誤しながら取り組んでいると思います
もし可能であれば、「聞く力が高い人を幹部にすること」が、1番シンプルで結果につながりやすいんじゃないかと僕は考えています
幹部の大切な仕事には「売上目標の達成」というものがありますが、これは会社側で整備する仕組みで解決するべき問題だと思います
長期的にサロンを維持していくためにも幹部育成は大切ですので、ぜひ「聞く力」という観点で自店幹部を分析してみてください
何か新しい発見があるかもしれませんよ!
ではでは、
今日はこの辺で。
読んでくれてありがとうございます🤙
関連記事