「美容師 独立」独立の内装工事はいくらが適正?

2022-07-09

まいど🤙

こいけでございます

美容室を独立する時に支払う金額で1番大きなものが「内外装工事費」ですよね

今日は、「美容室独立の内外装工事費」はいくらが適正なのか?について考えていきたいと思います

 

ではでは、

まいります

 

美容室の内外装工事費はいくらが適正なのか?

基準なるのは「坪あたり40万円」です

が、最近のロシア情勢の影響を受け、「木材価格が高騰」しています

また、コロナ禍での物流の混乱により「輸送費も高騰」していますので、今後さらなる「高騰」が予想されます

もちろん、どのくらいのクオリティを求めるのか?にもよって内外装費は大きく変わってきます

 

内外装工事費の特徴

美容室の内外装工事費は、坪数が少ない物件の工事費は高くつき、広い物件の工事費は安くなります

50〜100坪クラスの店舗工事ならば坪25万円程度で済む事もありますが、独立時は小規模がほとんどですので、やはり最近では坪40万前後かかるテナントが多いと感じます

予めそのくらいを基準として考えていれば、「ぼったくられてる?」と疑心暗鬼にならなくて済むと思います😁

 

美容室の耐用年数は?

およそ「10年」で、メンテナンス工事が必要になる事が多いようです

もちろん普段のメンテナンスをしっかりやっているサロンの方が「持ちがいい」とは思います

また、「年中無休のサロン」よりも、「週に1度定休日をとっているサロン」の方が長持ちします

 

工事費が安い物件と、工事費が高い物件の違い

全く同じデザインで同じ器具備品を使ってサロンを2つ作ったとしても、金額は全然違ってきます

なぜなら、物件のベースが全く違うからです

 

工事費が安く済む物件

①新築物件で大家さんが美容室が使いやすいようにベース工事を作ってくれた

偶然の要素が強いですが、タイミングが合えば美容室が使いやすいようにベース工事をしてくれる優しい大家さんもいます(A工事+B工事も大家さんが少しやってくれるイメージ)

本来ならばこちらが負担するべき工事も多少してもらっているので、こちらの負担は少なくて済みます

 

②エアコンやトイレがきれいなまま残されており、そのまま利用できる

使用年数が少ない設備が残されているパターンです

うまく利用できると、その分安く仕上がります

 

③居抜き物件

リノベーション工事は必要になりますが、ベースの形を利用する場合でも通常より安くなります

また、新規オープンの美容室が「人手不足でオープン後すぐに撤退する事」もありますので、その場合、お金をかけずにそのまま営業できたりする事もあります

 

④前テナントが美容室にも使えそうな内装だった

前に入ってたテナントさんが、雑貨屋さんとかカフェだったような場合は、床や壁がそのまま美容室として使える事があります

うまく利用してデザインできれば、安くおしゃれな雰囲気のサロンが作れるので一石二鳥です

 

⑤美容室に適した形のため、壁などを作らずに済む

受付にトイレやバックルームなど、美容室に必要な空間を作るために壁が必要になります

壁を極力作らなくても済む形のテナントだと、使用する木材の量も減りますので、工事費は安くなります

 

工事費が高くなる物件

①複数階の物件

1階10坪、2階10坪で合計20坪

このような物件は上下で狭い2店舗分の工事しているようなものなので高くつきます

「螺旋階段で店内移動」なんて魅惑的なイメージが湧いてしまったりもしますが、できれば独立1店舗目では避けたい物件と言えるかも知れません

 

②スケルトン

壁のないコンクリ剥き出しの状態だと木材の使用量が上がるため、内装工事費が高くなります

可能であれば、モルタル打ちっぱなしのような使い方のがいいかも知れません

 

③残置物が多い

前テナントが歯医者さんや飲食業で残置物が多い場合があります

同業種の居抜き狙いで退去時に残置を認めたのだと思いますが、居抜きが入らず邪魔なものが大量に残されている状態です

大家さんが自腹で片付けてくれる事もありますが、撤去費用がこちらの持ち出し(お金を払うこと)になる場合もあります

大家さんも持ち出しは嫌がるので、残置物撤去費用をこちらが負担するから保証金を安くしてもらったり、フリーレントを入れてもらったりと、うまく交渉しましょう

 

理想のデザインの美容室を作るためには?

「せっかくの独立だから、自分の思い描く雰囲気に仕上げたい」と思っている方も多いと思います

そんな方は、「デザイナーを入れる」というのも一つの方法です

デザイナーにデザイン料金を支払って、イメージにあったデザインをパースなので具現化してもらってから、その雰囲気を再現するために工務店に工事を発注します

このパターンの方が「イメージに近い仕上がり」になります

ただし、料金は高くなります。。

*内装業者はデザイン費込みでやってくれますが、デザイナーの場合、デザインにもそれなりの価格がかかります

 

チェックは重要

意外と忘れがちなのが工事中のチェック

ポイントポイントで工事の進行具合をチェックする為に、「現場に足を運ぶこと」も大切です

場合によっては何らかの不具合を発見し、完成時のトラブルを未然に防ぐことに繋がります

細かい点で言えば、「コンセントの位置」など、実際にサロンワークする際をイメージしながらチェックしてきてください

また、工事する人も人間ですので、最初から「疑いの眼差し」でチェックされたらいい気はしません

顔を出す際には、簡単な差し入れをするなどして、良好な関係を築いていった方が、良い店が出来上がる可能性は上がると思います😌

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

他にもお伝えできないような細かい点はたくさんあるのですが、ざっくりと美容室の内装工事について考えて見ました

基準価格は坪40万円

ただし、物件のベースと、どのくらいを望むのか?によって大きく変わってきます

 

全てが同時進行の美容師の独立ですが、

忙しさに追われつつも、効率よく、理想のお店が完成するといいですね!

 

ではでは、

今日はこの辺で。

 

読んでくれてありがとうございます🤙

 

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