「美容師 独立」美容室のスタッフ教育で一番気をつけなければいけない事とは?

まいど

こいけでございます✋

 

 

美容師にとって「コミュニケーション」は重要な能力の1つですよね

 

どれだけ優れた技術を持っていても、お客様との意思疎通が上手くいかなければ、せっかくの技術力を見当違いの方向で発揮してしまう可能性もあります

 

本当に優れた美容師というのは、「お客様がどうなりたいのか?」「何を悩んでいるのか?」「何が上手くいかないのか?」をやり取りの中で察知し、「どうすれば解決するのか」を上手に伝えたり、導いたりする事ができる人なのだと思います😌

 

その辺を踏まえた上で、今日は「美容師のスタッフ教育で最も気をつけなければいけないこと」について書いていきたいと思います

 

ではでは、

 

まいります

 

美容師を育てる際に最も大切なこと

 

美容師を育てる際に最も大切な事は、「なぜ?」を教える事です

 

「なぜ、それが必要なのか?」

「なぜ、それを行うのか?」

 

これを伝えずに作業をさせても、スタッフ(後輩など)は効率よく成長しません

 

スタッフが成長しない指示の仕方

「あのお客様に、カラーのリタッチしておいて」

 

これだと指示されたアシスタントは「塗る」という行為に集中しやすくなってしまいます

もちろん綺麗に塗布することが基本ではあるのですが、スタッフ教育の観点から見るとあまりよろしくありません。。

 

スタッフが成長する指示の出し方

「○○様は白髪のが割合多くてカラー剤を弾きやすい髪質してるけど、そんなに頻繁に美容室に来れないから、なるべく長持ちするように5レベルでしっかり白髪染めをしてあげたいのね」

「白髪の量を自分の目でチェックしながら、ブロッキング細かめでしっかりめにカラー材を塗布しながらリタッチしていって」

 

「なぜ、それが必要なのか?」「なぜ、それを行うのか?」など目的を正確に伝える事で、作業を任せられたスタッフが「そのためにはどうやって塗布すればいいのか?」「何を注意深く観察しなけらばならないのか?」など仕上がりイメージを自分で考えながら作業に取り組むことができます

 

スタイリストの意図を理解して作業すれば、スタイリストが「仕上がりで思い描いていたものと違う」といった事態を避けやすく、アシスタントの成長速度や作業効率もアップします

 

スタイリストはアシスタントの作業にも責任を持つ

お客様側は、自分のカラーをしっかり仕上げてさえくれれば塗り手は誰でも問題ないのですが、「仕上がりの悪さをアシスタントのせいにしているスタイリスト」がたまに見受けられます

 

作業が上手くいかなかったのは仕上がりイメージを共有できなかったスタイリスト側に大きな責任があります

 

「普段から見て覚えろ的な価値観のみ」で教育するのならば、1人前になるのに10年かかりますので、後輩がかわいそうです。。

 

「そのお客様が最終的にどうなりたいのか?」をスタイリストが、本当に叶えよう、実現しようと思って、初めて実現の為の手段の判断がつくようになります

 

カラーなのか、ダブルカラーなのか?

ストレートなのか縮毛矯正なのか?

 

どうやって施術したら最適解なのか?

 

普段から、「なぜ?」を意識して指示出しをすること(共有すること)で、アシスタントの理解力は飛躍的に伸びやすくなりますので、ぜひ実践してみてくださいね😌

 

幹部教育にも同じ事が言える

具体的なイメージを共有されて育ってきていない幹部(上司的なポジション)の人たちへの、幹部教育でも同じ事が言えます

 

売上を上げよう! ❌

 

なぜ売上げをあげる必要があるのかを伝える  ⭕️

 

幹部というのは、組織が発展していくための協力者である事が理想ですから、「なぜ、それが必要なのか?」「なぜ、それを行う必要があるのか?」など、進みたい方向性を共有する事で、実現するための課題や、具体的な解決への道筋などのアイデアが社内で生まれやすくなってきます

 

経営者が進むべき先を具体的にイメージする重要性

最終的な仕上がりイメージが出来ていて、初めて「なぜならば」という手段が選択できるようになってきます

組織のトップである経営者が「どこに進むのか?」という目的意識を持たず、フワッとぼんやり考えていると、必ず組織も迷走します

 

お金を借りといたほうがいいけど、必要ない気もする

人を採用したいけど、取れなかったら取れなかったで対応すればいい

数字はよくもないけど、売上も下げってないからなんとかなりそうな気がする

 

経営者迷ってしまう理由は、「目的地をイメージする事が出来ていないから」です

 

「スタッフが何を求めているかわからない」なんて思っている経営者の方がいたとしたら、おそらくスタッフも同じ事を思っています

 

トラブルに見舞われ目的地に進めなくなりそうなら、再度明確に目的地を設定し自信を持ってスタッフに伝えましょう

 

そのために「力を貸してくれ」って素直に言えるトップは強いですよね😌

 

まとめ

チームとして動き、何かを達成しようとするならば、目的意識の共有は大切です

なんとなく野球をしているチームより、弱くても甲子園を目指しているチームのが自主的に機能しやすい

 

その上で、「なぜ?」を意識させる事で、各々に責任感が生まれ、成長速度が速くなります

 

明日からのサロンワークやスタッフ教育で意識してみてくださいね

 

ではでは、

 

本日はこの辺で🤙

 

読んでくれてありがとうございます