「美容室店長」の本当の仕事とは?売上至上主義問題について
まいど
こいけでございます🤘
美容室の店長の仕事ってなんなのでしょうか?
- 売上目標達成
- シフト管理
- 入客管理
- 経営者への報連相
などなど、パッと考えただけでも沢山ありますよね
今日は、「僕が個人的に考えている美容室の店長にとって一番大切な事」について書いていきたいと思っています
ではでは、
まいります
店長にとって優先順位No.1の仕事とは?
さまざまな業務や成果が店長には求められていると思います
その中で、「自分なりに優先順位」をつけて、日々の業務に取り組んでいる美容室店長が多いですよね
でも、「会社側が店長の仕事の成果として何を最優先で求めているか?」という事に関して、経営者と話したことはありますでしょうか?
僕が店長にとって一番大切な仕事だと思うのは、「スタッフが気持ち良く働けるように現場環境を整えること」です
なせなら、「いま働いているスタッフがサロンに対しての信頼感を持って長く働いてくれれば売上は必ずあがると確信しているから」です
①売上があがるメカニズム
新規を集客し、再来し続けていただければ、やがて常連化します
ある程度サロンの売上ベースが固まってさえしまえば、新規率>失客率をキープしていくだけで売上はあがり続けます
売上があがり続けるという事は、だんだん予約が取れなくなっていくということですから、次の店舗を出店していく事も可能となります
簡単に言ってしまえば、このサイクルを繰り返す事がサロン経営にとって最も大切であり、それを実現する事に協力することが、店長に求められていることなのです
②売上がさがるメカニズム
逆に、失客率>新規率となってしまうとサロンの売上は下がります
では、「失客率が一番高くなる」のはどういう時でしょうか?
はい。そうです。常連のお客様を失客してしまった時ですね
では、最も多く常連のお客様を失客するシチュエーションってどんな時でしょうか?
「担当してくれている美容師が退社した時」ですよね
新規の人数がいつもと同じくらいだとしても、常連客を失客してしまうと、失客率>新規率となってしまい売上は下がります
これらのことから、サロンの売上が最も下がる時はスタッフが退職するときだと言う事がわかります
上記①②から、組織の維持と発展の為に店長に求められているのは、
離職をなるべく下げる為に取り組む=売上を上げ、次の展開につなげられるようにすること
だという事がわかります
店長が最も陥りやすい思考パターン
多くのサロンは、「店長に求める仕事についての指示を明確に定義していないし、伝えていません」
これが組織の発展を妨げます
「店長になったんだから頑張らないと!!」と真面目な美容師さんは必ず思いますよね
その時に真っ先に思い浮かぶのが、「お客様に喜んでいただくのが美容師」「質の良い技術を提供する」「痒いところに手が届く接客」「気持ちの良いクリンネス」といった、今までに美容師として教え込まれた価値観を忠実に実行して売上をあげる事です
「それが店長にとって一番大切な業務!」といった思考に、99%の美容師さんが陥ります
でも、サロン内には技術もサービスも未熟な成長過程の美容師さんのが多いですから、店長は一生懸命教育しますよね
時には「お客様のため」という錦の旗印の元、スタッフに厳しく指導してしまうこと(言い過ぎてしまうこと)もあるかも知れません
会社への想いが強い店長ほど「なんとか貢献したい。結果を出したい」と思うので、カラ回って離職率を上げてしまいます。。😅
離職率が上がるので失客率も上がります
店長として必死に頑張った結果として、失客率>新規率=売上減になってしまっているのが、多くのサロンの現状なのです
役割分担が大切
それぞれが良くしようと頑張った結果、会社が衰退していく方向に進んでしまうのは残念な事ですよね。。
そうならない為にも「役割分担」が大切です😌
「店長に対してどういった役割を求めているのか?」を明確に定義することから役割分担はスタートします
そりゃそうですよね
役割を伝えない事には、各々バラバラに行動するに決まっています
その時店長に求める役割こそが「いま働いているスタッフがサロンに対しての信頼感を持って長く働けるように環境整備すること」なのです
今いてくれているスタッフが長く働いてくれて、なおかつ組織が新規客を集める事ができれば、売上は勝手に上がっていきます
サロンのお客様も安心して任せられる美容師に長く担当してもらえるので顧客満足度はあがります
サロンも発展していくので、まさに「三方良し」です
組織の役割→お金を使って箱を作り、人を採用し、集客すること
店長の役割→他のスタッフが気持ち良く働ける現場を作ること
美容師の役割→お客様に喜んでいただけるよう腕を磨き入客すること
この役割分担が上手く回り続ければ、組織の将来も残るスタッフの未来も明るいものとなります
まとめ
上手くいかない組織は、「役割分担」を明確に定義していません
役柄が明確に決まっていない中、それぞれが勝手に演じている劇団のようなものなので、それぞれがいくら頑張ったとしても観客を惹きつけるようなストーリーを生み出すことはできません
そんな状態では「やりがい」を感じる事はできませんので、当然スタッフを巻き込んでいくこともできません
それぞれの役割分担
掘り下げて考えてみる必要性、緊急度は高いと思いますよ
ではでは、
今日はこの辺で🤙
読んでくれてありがとうございます