美容室経営が「借り物競争」だと言えるワケとは?
まいど🖐
こいけでございます
美容師が独立して「集客」に大成功!
売上も良く「美容室の社長って簡単に儲かるわ〜」と思ってたのも束の間、
スタートダッシュに成功したものの年数が経過するにつれ売上は右肩下がり。。
最終的には無駄にセット面の多い店内に自分1人ぼっち。。
度々目にするリアルな「美容師独立」の現状です
できる事ならば、「緩やかでもいいから業績は長期的に右肩上がり」が方がいいですよね?
よく「経営とは長距離走のようなもの」だと言われます
僕も長い間「そうだよなあ」と考えていたのですが、最近では「借り物競走かもよ?」と考えるようになって来ました
*この記事での美容室経営とは「他人を雇用しているサロン」と定義させていただきます
今日はその辺について書いて行きたいと思います
ではでは、
まいります
自分の力だけで経営する必要はない
ゼロから美容師が独立する場合、初めから会社を設立する人は少ないと思います
個人事業主でスタートし、規模が大きくなるにつれて法人化を検討する事になりますので、
法人化を検討する規模に成長しないようなら、そもそも「経営する規模になっていない」という事が言えます
逆に法人化を検討する規模になってきた美容室を、自分1人で経営する理由は特にありません
規模が大きくなるにつれ「様々な分野を整備する必要性」が出て来ますので、「自分にないもの」を「どれだけ他人から借りられるか」が、「経営の全て」になってきます
このように捉えると、「美容室経営は借り物競走だ」と思えるのです
経営者の能力は高くなくていい
例えば2人の経営者がいるとしましょう
Aさんは、バイタリティに溢れ何でもこなせるパワーと能力があるけど人に甘えるのが苦手
Bさんは、大した能力は持ち合わせていないけど、なぜか人を巻き込む力に優れている
この場合、長期的に美容室の業績を伸ばす可能性が高いのは、「Bさん」なんですよね
何となくイメージできますか?
Aさんは確かに優秀なんですけど、優秀が故に「他人にも自分と同じクオリティを求めてしまいがち」なんですよね
相手が「高圧的」「ワンマン」と捉えてしまうと、長期的に人が離れていく傾向が強くなります
そりゃそーですよね
Aさんはすごい人だから「一人前になるための修行期間だ」と思って、一定の期間をAさんの下で働く事は我慢できても、「一生共に歩めるか?」と考えるとなかなか難しい人が多いのではないかと思います
逆にBさんは、自分がたいして優れていない事を自覚していますので他人の力を積極的に借りようとします
というか借りないとサロンがまともに成り立たないので、借りる以外の選択肢はありません😌
結果、周りのスタッフは仕事を任せられる機会に恵まれ、その子なりのペースで成長して行きます
スタッフの成長に合わせて組織も緩やかに成長しやすいのです
最悪のパターン
とは言っても元々の能力自体はA>Bですから、「Bさんが自分の能力を過信してしまった場合」が最悪のパターンです。。
能力もないし、そこまで仕事もできないくせに俺様ルールで威張っている。。
このサロンに就職してしまった美容師さんが、最大の犠牲者と言えるでしょう。。
最高のパターン
世の中は広いもので、「人を巻き揉めるAさんタイプの人」もいます
このパターンは最強ですよね
人が育ちやすい環境が整っていくので会社は成長し、眩しくて直視できない程の輝きを発します
業界の大手になるようなサロンさんは、おそらくこのパターンなのではないでしょうか?
知らんけど。
結局どうすればいいのか
会社を成長させたいなら、「自分にないものをどれだけ他人から借りれるか」が全てです
「借り物競走をしながら、長距離走をしているようなもの」ですので、嘘やごまかしは効きません
「この人になら、また貸してもいいかな」と長い期間、周りの人に思ってもらえなければなりませんからね
その為には何が必要だと思いますか?
僕は、「人間力」と「ビジョン」だと思ってます
「あそこに向かうぞ!」という強い目的意識と、
「そのために協力して」と言える謙虚さと素直さ
そして、「協力してくれる人達に対する誠実さ」
それが、「なぜか他人から借り物が出来る人間力」なのではないのかと思います
「実力+人間力」の2つが揃うと、何かしらの偉大な功績を残せる気がしますね
知らんけど。
ではでは、
今日はこの辺で。
読んでくれてありがとうございます🤙