美容室経営にお薦めの閑散期対策とは?

2022-11-10

まいど✋

 

こいけでございます

 

時期的な事や台風などもあり、「まだ閑散期に入っている」と感じている美容室が多いようです

 

参照記事

8月のこちらの記事でも「美容室の閑散期」について書かせていただいたのですが、今回は「閑散期になる前に、どんな対策を取っておいた方がいいのか?」について書かせて頂こうかと考えています

 

ではでは、

まいります

 

閑散期とは?

美容室における閑散期とは2月や8月が有名です

 

「年末年始は多くの人に会う機会があるので、年内にサロンに行ってきれいにしておこう」という意識が働きます

結果、12月に予約が集中しやすくなります

これが「年末の繁忙期」です

「12月が年間の最高売り上げを記録した」なんてサロンは毎年多いですね

 

そんな忙しい年末と、卒業シーズンである3月に挟まれてしまってる「2月」は傾向として暇になりやすくなります

加えて、寒いのでバッサリカットする気分にもなりにくい。。

さらにさらに、営業日数も少なくなる2月は、経営者にとって「より一層しんどく感じる」のです。。

 

8月も理由は違えど月の並び的に暇になりやすい月となっております

 

閑散期のなにがツラいの?

閑散期の何がツラいのか?というと「シンプルに売上の減少」だと思います

売上が減少する原因は、「客数の減少」です

 

「この前美容室行ったし、まだいいか」

まだいいかと思う人が増えれば増えるほど、客数が減少し、売上は下がり、経営者の気持ちも落ちていきます。。

 

客数の減少を補う方法は3つ

客数減=売上減を補うための方法は、大きく分けて3つあります

 

①新規を集客する

多くの方が真っ先に思いつくのは、「新規集客」ではないでしょうか?

お金を工面して広告費に投資、新規客を集客します

ただし、「閑散期の新規集客は反応が悪い」という問題点が発生します

それはそうですよね。。

元々「美容室に行かなくてもいいかな?」と思う方が多い時期ですので、どうしても広告の反応は鈍くなります

結果として「獲得コストが高くなり、かえって利益を圧迫するケース」もあるので注意が必要です

 

②来店周期を早める

閑散期に入ってしまってる状態で来店周期を早めようと試みるなら、お客様への営業活動が考えられますね

DM,メール、ブログ、メルマガ、LINEなどなど、サロンによって様々な方法での営業活動が考えられますが、がっつきすぎると鬱陶しくなってしまいますので、こちらも注意が必要でしょう

 

③単価を上げる

来店してくださったお客様の単価を上げ、売上の減少を抑えるというのも1つの方法ですが、スタッフ目線ではなかなか理解しにくいでしょう

「お客様に不必要な単価upを押し付けている」とスタッフが感じてしまうと「従業員満足度」は下がりますし、「いつもより高くされた」とお客様が感じてしまうと「顧客満足度」が下がります

離職や失客につながってしまわないように注意が必要ですよね😌

 

このように、閑散期に入ってしまった状態で売上減をなんとかしようと試みても、なかなか難しいのが現状なのです。。

 

おすすめの閑散期対策

個人的におすすめな閑散期対策は、上記の全て(新規集客、来店周期、客単価)を、「1度の投資で網羅する事」です

集客の黄金期

「新規集客をするならここでやれ」という黄金の時期があります(うちの社内でw)

 

それは、4〜6月の3ヶ月間です

 

春に向けて気持ちが開放的になりやすいこの時期は、「新規集客のコストが最も低く」なります

そのタイミングで、「がっつりターゲットを集客する事」で、その後の閑散期対策をしてしまいます💪

 

集めるべきターゲット

この時期に集客すべきなのは「高単価のお客様のみ」です

セットメニューで15,000円をこしてくるようなお客様に絞って集客をします

(時期的にカラーやパーマ、トリートメントや縮毛矯正のセットメニューのお客様がおすすめです)

 

その上で、再来時期をコントロールできるように誘導します

 

[来店周期]

4月来店のお客様→7月→10月→1月

5月来店のお客様→8月→11月→2月

6月来店のお客様→9月→12月→3月

 

黄金期での集客が成功し予定の時期に再来させることが出来れば、閑散期はあまり気にならなくなってきます

仮に、どこかの月で売上が下がった場合でも、再来させる力という意味で「サロンの問題点がどこにあるのか?」という課題が明確になりますので、その後のPDCAが回しやすくなります

 

このように年間スケジュールを予め決めてしまうことで、広告費を抑える事ができ「最小限の投資で利益を最大化すること」が可能になります

しかも、再来させる取り組みがサロンにあれば閑散期を無くすことも可能です

 

 

閑散期に暇になってしまった時に注意すべき事

自分なりにあれこれ真剣に取り組んでいるのにも関わらず、思った結果が得られない時に人は落ち込みやすくなります

「何が悪かったんだろう?」「これ以上どうすればいいのか?」「このままだと◯ヶ月でお金が厳しくなる。。」

 

暇な1日ほど長く感じてしまうので、あれこれ考えてしまいますよね。。

 

僕も同じですので気持ちはよくわかります

 

ただ、間違いなく言えることは、会社やサロンがダメになる時というのは「経営者の心が折れた時」です

 

閑散期だけに限らず、しんどい時期は繰り返し起こり続けるけれど、結局は全て自分の責任と捉えて、また前を向くしかありません

 

今年のしんどさを来年繰り返さないために、何ができるのか?

 

毎年1歩ずつでも進んでいきたいものですよね😌

 

 

 

 

ではでは、

今日はこの辺で🤙

 

 

 

読んでくれてありがとうございます