「美容室 独立」美容師の働き方と将来について
まいど
こいけです🤙
僕たちの世代が美容師を志した頃は、「いつか自分の店を持つ」という事を目標にして美容師になった人が今の時代よりも多かった気がします
目標とまではいかなくても、心のどこかで「いつか自分の店を持つのかもな〜?」と、ぼんやりイメージしてた人は多かったように思います
当時、終身雇用がイメージできるほど企業として成り立っていたサロンが、まだまだ少なかったんでしょうね
「ずっと雇われではいられないから、いつか自分の店を持たなければならないよな〜」
こんな風に感じていたのかもしれませんね
当時、「自分の店を持たなかった方」は、どこに行ったんでしょうね?🙄
あれから25年以上経って「美容師の働き方や将来」は、どのように変わったのでしょうか?
今日は、その辺りについて考えていきたいと思います
ではでは、
まいります
美容業界の現状とは?
全国にある美容室の数は、24万件とも、25万件とも言われていますよね
毎年、1万店舗の新規美容室がオープンして、8,000店舗が閉店していると言われています
よく聞く話ですけど、改めて考えてみると凄まじい数字ですよね。。😓
美容室をオープンして「なんとなく日々を過ごしてしまう」と、先行き厳しい時代に入って来ているということが言えると思います
美容師の働き方7パターン
そんな美容業界の現状を踏まえて、美容師の働き方はどのようなものが考えられるのか一度改めて見てみましょう
①会社員としての美容師
*幹部としてではなく、「美容師」としてお客様と向き合っていきたい
なんだかんだ、ここの層が1番多いのではないでしょうか
*パートとして時間内に美容師の仕事がしたい
結婚や出産、その他プライベートの変化などにより、働き方に変化が出る場合は「パートやアルバイト」として雇用形態が変わる場合が多いと思います
②フリーランス美容師
ここ10年で一気にメジャーになった印象を受けます
「フリーランス美容師」が利用する「シェアサロン」なんかも、非常に勢いがありますよね💪
時間を自分のペースで有効利用できるのがフリーランスの魅力であり特徴ですから、将来へのリスクヘッジとして「美容師+副業」といった働き方をする人も増えて来ていますよね
終身雇用が崩壊した今、美容業界に限らず、フリーになる方は増えてきています
今の時代に合致した働き方と言えるのかもしれません
③幹部社員
ある程度の数を店舗展開をしている会社に勤務している美容師が、能力や今までの貢献を評価され「さらに会社が発展していくための本部スタッフ」として出世していくパターンです
複数サロンのマネジメントや、各種マーケティングなど、普通の美容師とは全く違った能力や結果が求められますが、「ビジネスをしている」という感覚を味わえるので、とてもやり甲斐のあるポジションだと思います
「会社の発展=自分の将来」が直結しているので、会社や経営者を信頼している事が望ましいです
また、望んだからと言って「みんなにそのポジションが手に入るわけではない」ので、ある意味「独立するよりも狭き門」と言えるのかもしれません
④フランチャイズオーナー
幹部社員とは形が違いますが、オーナーとして会社と共に発展していくことを目指すのが「フランチャイズオーナー」です
ロイヤリティを毎月会社に支払い、その見返りとして「サロンの運営ノウハウ」や「集客、求人などのサポート」「各種スケールメリット」を享受できます
組織によってロイヤリティの金額は違いますが、「安いから良い」とは一概には言えません
「単体で独立するよりも安全にサロンを運営、発展できる」という部分がフランチャイズの最大のメリットですので、「本体の能力」や「将来性」「ビジネスモデルが優秀かどうか」「サポートをきちっとしてくれるのか?」が重要なポイントです
組織の将来性が高ければ、一から自分で独立するよりも「店舗展開の可能性は高まる」ので、上手くいけば飛躍的な収入アップが望めます
⑤独立して一人営業
独立して、一人で営業していくスタイルのことです
寂しいなどのデメリットはありますが、その辺は考え方や性格によるでしょうね
一人でいる方が気楽だという人も多いでしょうし、「仲の良いお客様」が話し相手として定期的にきてくれるわけですから、一生美容師として現場で生きていきたい人にとっては、「最高の環境」と言えるかもしれませんね
⑥独立して夫婦営業
独立して、夫婦で営業していくスタイルの事です
家庭でも職場でも夫婦一緒で過ごしていく事になるので、その辺りはメリットのなる場合と、デメリットになる場合が出てきそうですね😂
売上が上がってしまえば「最も簡単に年収1,000万が稼げる形態」と言えると思います
⑦独立して店舗展開
独立して、複数店舗を持つ経営者を目指すパターンです
売上を上げつつ人を雇用していくので、集客や求人、ルール作りなどやらなければならない事は多岐に渡ります
また、借入をしながら出店していくことになるので、財務的なバランス感覚も求められます
多くの社員を雇用し、その方達の生活を守っていく責任も生じるため、非常にストレスを抱えることにはなります
ただし、成長の安定軌道に乗せる事ができれば、収入面では一店舗オーナーに比べて桁が変わってきたりもします
時代を踏まえた、おすすめの美容師の働き方や将来とは?
25年前に比べ、美容師の働き方は増えたと言えると思います
フリーランス美容師なんかはその典型ですね😌
また、フランチャイズのオーナーも以前より圧倒的に増えていると思います
20店舗以上経営しているフランチャイズオーナーとか、昔では考えられませんでしたからね。。
もちろんフランチャイズがいいというわけではなく、「強い組織のフランチャイズが良いという時代」になってきています
どんどん進む美容業界の店舗過剰により、集客、求人に投資する金額が、独立する個人レベルでは対応できなくなってきています
「強い組織がより強く」
そんな時代におすすめの美容師の働き方は、
①そのまま組織で働く
意外に思われるかもしれませんが、独立を推奨できる時代は2017年あたりですでに終わりました
日本という国を人口動態的に見ても、美容室のメインターゲット層は緩やかに歳をとっていきますので、美容師側も一緒に歳を重ねていけます
健康に気をつけながら働かなければならないのは、他業種の会社員も同じですから、同世代のトレンドや価値観の変化を勉強しつつ、悩みを解消したり、おしゃれを提供していければ美容師という仕事で一生食っていけると確信してます
これは男性美容師でも、女性美容師でも同じ事が言えます
問題は、「一生現役を続けるという気持ちを保てるかどうか」なのだと思いますが、仮に転職したら「将来性という意味で状況は悪化しそうな気がする」んですよね。。
やっぱり手に職を持っているのは強いのだと思います
②一人独立or夫婦営業
ここは鉄板ですよね
ただし、健康リスクは同じように存在しますし、新規を集客する事ができないとより一層厳しくなってくる事が予想されます
経年劣化に対処するための設備投資や、広告費の投資(時間も含めて)は必要なのではないでしょうか?
③将来性のある組織のフランチャイズ
まずフランチャイズに関してのイメージを払拭する必要があるかもしれませんね
上の世代ほどフランチャイズに対して抱くイマージは悪いと思っていますが、時代は変わってきています
「望んでる未来が手に入るのかどうなのか?」という視点でフランチャイズを見ると、また見え方が全く変わってくるかもしれません
ただし、本体の組織に将来性がないフランチャイズは「泥沼な上に、搾取されるだけ」なので、見極めが大切です
まずは、シンプルに下記のような視点で見てみるといいと思います
- 組織が成長しているのか?(店舗は現在進行形で増えてる?)
- 成長していたけどもう止まったのか?(ここ数年の店舗増加率は?)
- 衰退し始めているのか?(店舗やスタッフが減り始めている?)
④有名になってから独立する
それができたら苦労しないよ
と言われてしまうくらい難易度が高いですけどね。。😅
けど、本気で目指さないと何事も手に入らないですからね
本気で目指してみる価値はあると思います👍
インフルエンサーになったり、フリーランスで有名になったりと。
それができれば、時代に関係なく単独で独立しても上手くいく可能性は高いと思います
まとめ
僕自信、10年間くらい「独立講習と独立サポート」をしてきたのですが、2016年を最後に一旦辞めたんですよね
やっぱり時代の変化を感じたんです
それを去年あたりから、会社でチームを組んで再開したんです
僕はそのチームのアドバイザー的なポジションで「間接的」に関わっていたんですけど、その中で「時代の変化に合わせた成功パターンってやっぱりあるんだなー」と感じたんです
それも踏まえて今回のブログを書かせていただいたのですが、いかがででしょうか?
何かの参考になれば幸いです🤙
それでは今日はこの辺で。
読んでくれてありがとうございます