「美容室 独立」集客について チラシ編

2022-08-09

まいど

こいけでございます🤙

美容室を独立する時に「どうやって集客するのか?」は、大きな悩みですよね

今日は、数多くある集客方法の中で、あえての「折込チラシ集客について」です

いまどきチラシ集客なんて時代遅れ?

いやいやいや。それがいいところもあるんですよ

って部分を考えていきましょう

 

ではでは、

まいります

 

チラシはイメージが悪い

勝手にチラシが入ってたら迷惑に思う人もいるから、サロンのイメージダウンにつながるかもしれない

何よりネット集客が主流になったこの時代にチラシなんてカッコ悪い。。。

 

こんなことを思った方が多いのではないでしょうか?

 

気持ちはわかるのですが、独立オープン時は、いかに早く「そこにお店がある」ということを知ってもらえるかどうか?が大切です

なぜなら、「知られてない時期は存在しないも同然」だからです

なるべく多くの方に知ってもらうためには、チラシは十分有効なのです

 

勝手にチラシが入ってたら迷惑なのか

チラシの反応率は「1000枚に1枚あれば良い方」と言われています

0.1%てことですよね

逆に考えれば、「残りの999枚は無駄になる想定で広告を打つ」ということになります

中にはチラシを迷惑に感じる人も当然いますが、その方はもともと来店されなかった可能性のが高いですし、「見込み客ではなかった」というだけですので、そこまで気にしなくていいと思います

仮に、自宅にチラシが入っていてムカついたとして、そのサロンの悪口を周囲に撒き散らしますか?

おそらく「ほとんどの方がそんなことはしない」ので、チラシが原因でサロンのイメージが悪くなることはありません

*クレームが来ることは稀にありますが、そしたらお詫びしてそれ以降そのお宅にチラシが入らないように手配すれば問題ありません

クレームやイメージ悪化を心配をする事よりも、来てくれるであろう1名の方に目を向けた方が生産的だと思います

 

チラシの特徴

ネット集客は「検索」という行動をとった人にアプローチする集客方法ですが、チラシは全く見込み客じゃない人にも広告していく集客方法です

それだけ無駄が多く、実は「攻めの集客」と言えるでしょう

  • 新しく美容室できたんだ 試しに行ってみようかな?ネットで詳しく見てみよう
  • ちょっと気になるけど美容室に行ったばかりだから、次にカラーする時に行ってみよう
  • 今の担当が気に入ってるけど、産休に入るみたいだからそしたら試しに行ってみようかな?口コミを見てみよう

チラシを見た見込み客がとる行動イメージはこのような形です

ネット検索の入口として裾野を広げる役割を担っていますね😌

また、ネット集客に比べ、「来店」という反応が、すぐに得られにくいという特徴も見えますね

 

チラシの特徴を活かす

上記の特徴を補完するためにも、チラシは「同じエリアに何度も打つ」必要があります

一度入れたエリアに再度チラシを打つことを多くの方は嫌がるのですが、エリアを広げていくよりも「近隣に集中的に入れた方が効果は高い」です

同じエリアにしつこく入れたら迷惑だと思いますよね?

でも考えてみてください

あなたが最後に折込チラシを見たのはいつでしょう?

多くの方が「数ヶ月前」とか、「いつ見たか覚えてない」のではないでしょうか

ほとんどの場合、チラシは見られることもなくゴミ箱行きなので、「しつこいとすら思われていない可能性」のが高いんです。。

ポスティングチラシなんか、もっとゴミ箱行きの可能性高いですしね。。

だから同じエリアに何回も入れる事で効果を高めて上げる必要があるのです

 

なぜチラシなのか

別にチラシを推奨したわけではないのですが、新規集客する理由は「早く売上を上げたいから」です

独立時の規模感で損益分岐を捉えると、初月から「新規で30万円以上の売上」を作りたいんですよね

もちろん、HPBなどでそのくらいの新規が集められたら問題ないんですけど、集客は水物なので、やってみない事にはどうなるかわかりません

もともと独立サポートを10年くらいやっていたので、100件以上の新規出店時の集客を見て来ていますが、同じ内容でもエリアによって反応は全く違います

メニューや売り、雰囲気など近隣の競合の関係で、ネット集客の反応が想定より悪いことはよくあります(近隣のサロンが、過去に似たような打ち出しをしてたとかね)

その場合のリスクヘッジとしてチラシに補完してほしい気持ちがあります

 

PPC広告でもいいのでは?

その気持ちはわかりますね 笑

まずは適正な広告予算を「独立後の決められた期間内に投資する事」が大切ですので、PPCに予算を割く形でも全然OKです👍

 

チラシのコストはどのくらい?

エリアによって違うのですが、折込チラシの場合1枚につき6〜7円のコストがかかります(だんだん値上がりしている)

仮に5万枚製作し、ポスティングをしてもらった場合、「トータルで30万円〜35万円の広告費がかかる」という事ですね

それを5ヶ月間、毎月1万枚を折込チラシとして業者が投函するとします

すると、毎月のコストは6〜7万円という事ですね

 

それで「どのくらいの客数」が期待できるのでしょう?

1000枚あたり1人なので、5万枚なら50人が「期待値としての数字」です

単純計算で、

①客単価1万円なら新規売上50万円

②客単価5,000なら新規売上25万円となります

 

②の場合「広告したのに赤字じゃん」と思うかもしれませんが(短期)、新規客が気に入れば再来店します

再来したお客様の場合広告費は0ですので、以降は利益が出やすくなります(中期)

 

このように、広告とは「短期」と「中期」で効果を見極める必要が出てきます

 

チラシを配ることで独立時の広告が、「ネット」+「チラシ」となり、相乗効果で独立半年以内には黒字転換できる

これが令和の時代にもチラシを配る主な理由になります

 

まとめ

チラシ集客に関していかがでいたでしょうか?

 

昭和の集客方法感漂うチラシ集客ですが、「ネット集客の補完」として、まだまだ役割はあると言えます

独立時の広告、集客で大切なのは、「自店は何人新規を集客しなければならないのか?」をしっかりと予測、計算しオープン前に広告予算を決め、その予算を使い切る事です

仮にチラシの反応が思っていた期待値に達しなかったとしても、反応があったエリアに重点的に配るなどの対策をすることで反応率を改善することができます

そうやってトライした事に対しての振り返りをきちっとして、リアルなデータを集め、PDCAを回して今後に活かしていく事こそが、経営と言えるのではないでしょうか?

 

 

ではでは、今日はこの辺で。

 

読んでくれてありがとうございます🤙

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